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沖縄不動産情報

沖縄住まい/不動産コラム

2007年05月01日

屋根面まで有効利用



屋根面まで有効利用建築物には室内空間以外にもテラスやバルコニーなどの屋外空間もありますが、なかなか屋根面まで有効活用する例は多くないと思われます。というのも、屋根面に細工をするとコストがいろいろかかるので、あまり活用されていない空間になってしまっています。
しかし私は建築家時代から屋根面も有効活用するプランニングをよく行っており、低層建築物だろうと、超高層であろうと、最上階の屋根面まで活用した設計を行っていました。

そして今回は住宅レベルでのアイデアですが、屋根は勾配屋根にはせず、基本的に陸屋根(ろくやね)。一部勾配屋根にして沖縄らしい赤瓦をデザインに取り込みますが、基本的に陸屋根で計画したいと思います。
最上部の屋根面なのでそこまで行く経路が問題になるかと思いますが、各室内空間にはバルコニーやテラスなどを部屋と同じレベルで設け、その部分から屋根に上がるタラップやはしごを設ければ活用できるのでは?って思います。つまり「屋外型ロフト」的な活用方法です。
もちろん雨天時は使用できませんが、それ以外の時はタラップやはしごを登って室内空間やバルコニーなどとは違った視点で景色を眺めることが出来ることでしょう。

その屋根面にはもちろん屋上緑化をしてヒートアイランド対策を少しでもできればと思いますし、屋上緑化することにより断熱効果も期待できると思います。また緑化によりより居心地の良い空間を創造することができますし、他の建物などから見下ろされる場合にも、灰色のスラブではなく緑化した環境を共有することができればと思います。

もちろん問題は何点かありまして、まずはコスト。屋上緑化のみならず人が屋根面に乗る前提で構造計算することになりますので、構造体へのコストアップにつながります。そして屋上緑化自体のコスト。これがかなりバカにならないレベルのコストがかかります。
そして最も問題になるのがメンテナンス。とかく沖縄の場合は台風などで雑草の種などが飛ばされてくることが多く、屋上緑化してもすぐに雑草でいっぱいになってしまいがちなのです。しかしこの点においては屋上緑化のテクノロジーである程度解消できるようなので、コストアップにつながりますが、雑草対策に有効な緑化システムを導入すると良いでしょう。水やりについては自動散水設備で対処可能かと思われます。

コスト面やメンテナンス面など屋上緑化のみならず屋上の有効利用には様々な障壁がありますが、第2の空間として有効活用すれば、より豊かな生活環境を創り出すことができるかと思います。環境に配慮しつつ、余すことなく空間を利用するためにも、この屋根面の有効活用は住まい構想には必須だと思います。

日時: 2007年05月01日17:37|アイデア:外部空間





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