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沖縄不動産情報

沖縄住まい/不動産コラム

2009年06月06日

14階建てマンションが多い理由



沖縄にはあまり高層のマンションは少ないですが、本土では比較的高層のマンションは多いと思います。でもそのマンション。なぜか14階建てが多いと思いません?もしくは14階建て以下のマンション。でも15階建てってなぜか少ないんですよね。

それには明確な理由があるんです。14階建てになる理由が。

1つ目は15階建て以上になると通常のエレベーター以外に消防活動に利用する「非常用エレベーター」の設置が義務付けられるということ。つまり14階建てまでならはしご車が届くという前提でこのような法規になっているんです。でも今の時代では15階以上にも届くはしご車もあると思うんですけどね。まぁ建築基準法は古い法律ですからね。

2つ目はマンションって1階あたりの階高がおおよそ3m前後なんですが、建築基準法では高さが31mを超えると急に法規が厳しくなるんです。つまりマンションだと10階建てまでは通常法規でOKなんですが、それ以上になるとさまざまな規制がかかるのです。でもその規制も31mを超える部分が4階までは緩和規定があって、そのために実質14階建てになるということなんです。

この2つが14階建てマンションが多い大きな理由かと思います。なにせたった1フロア増やすだけで様々な規制がかかってコストアップになるので、設計者としても15階建てや16階建てなどの中途半端な階数の建物はあまり設計しないようにしています。

ちなみにそれ以上だと20階建てが多くなるのですが今度は高さが60mという高さで規制が大きく変わるからなんです。20階建てだと3mの階高で60mになりますからね。その次は高さが100mで大きく規制が変わりますので、30階建てとか33階建てとかが多くなるんです。この2つの高さは「緊急救助スペース」や「緊急離着陸場」の設置義務が生じるか否かの違いです。要はヘリポートの設置義務が生じるか否かということ。

ちなみに「緊急救助スペース」とは屋上に「R」のマークがあるものでヘリコプターが着陸こそできないもののホバリングして救助を行うことができるスペースというもので、「緊急離着陸場」とは「H」マークがあるものでヘリコプターが離着陸できるものということ。このヘリポートってものすごいコストがかかりますし、また設置する為に様々な制約が生じるので、設計者としてはあまり設置したくないですからね。

でも私が設計した建物の中には地上160mの47階建てというものがありましたが、さすがにそこまでくると最初からヘリポートは設置する前提でしたのである意味楽でしたよ。

なのでこれらの高さの規制があるがゆえに、その規制の境界線となる14階建て、20階建、33階建てのマンションが多くなっているんです。

日時: 2009年06月06日18:01|不動産:用語・知識





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