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沖縄住まい/不動産コラム

2011年03月30日

沖縄/南西諸島への「ソカイ(疎開)」おすすめタウン情報



この震災で被災した方はもとより、原発の影響で住み慣れた町を離れなければならなくなった方。また原発停止にともなう電力不足で首都圏では生活が困難になった方のために、沖縄へ疎開した場合のタウン情報をまとめてみました。

どのエリアもある程度の滞在をした経験がある町ですし、その滞在中も「自炊」を中心に生活をしていたので、今回のような「ソカイ」の場合にもこの経験は役立つと思います。

基本的に本土との交通手段が明確に確保できるエリアから選び、その島内やエリアなどでの移動が容易で、なおかつ実際に滞在してみて生活しやすいと感じた町をピックアップしました。また仕事も一緒に「ソカイ」される方を考慮して、ネットや携帯電話への接続も可能な場所を選んでいますので、夏場の電力事情が厳しい首都圏から「ソカイ」される方にも利用しやすい町だと思います。私個人も仕事をしながらこれらの場所を巡っているので、その点も考慮してピックアップした次第です。


奄美大島与論島沖縄本島中部沖縄本島那覇宮古島石垣島


他にもいろいろありますが、交通手段と利便性を考えるとこれらがおすすめかと思います。

今すぐ「ソカイ」をお考えの方だけではなく、夏の計画停電の影響を避けるためにお子さんの夏期休暇に合わせて「ソカイ」される方にも、少しでもお役に立てればと思います。参考にしてみてください。


■奄美大島・名瀬市街
奄美大島は沖縄本島に次ぐ南西諸島で大きな島ですが、市街地が広がるエリアは限られた場所だけで、市街もとてもコンパクトで自然も豊かな島です。それでも奄美にはジェット機が発着できる空港があり羽田からも直行便が出ているので比較的本土との往復も楽だと思います。もちろん他の場所からも飛行機が出ていますし、船で鹿児島や沖縄にも行くことができます。

その奄美大島の中だと海や森などに近いエリアも良いですが、利便性という意味では奄美の中心街でもある「名瀬」がおすすめです。名瀬ならスーパーもありますし便利なコンビニもありますし、もちろん飲食店も多いです。空港からは離れていますが、奄美大島には道が少ないので路線バスもわかりやすくて使いやすく、空港~名瀬市街の移動も南部の古仁屋への移動もバス移動は比較的簡単だと思います。

また宿泊場所も名瀬市街ならウィークリーマンション的な安くて長期滞在にも便利な宿も数多く、今回のような一時的な「ソカイ」には適していると思います。もちろん名瀬市街なら車が無くても生活できますし、市街なら坂がほとんど無いので自転車があれば市街のほとんどの場所を回ることが出来るかと思います。

先のバスを上手く活用すれば、緑豊かな熱帯雨林からビーチリゾートまでも気軽に行くことが出来ると思います。車が無くても名瀬市街なら十分奄美での生活を満喫できると思います。

あと奄美諸島はもともと子だくさんの町も多いので、お子さん連れにも住みやすいかもしれません。もともと奄美の人は外からの人の受け入れに寛大な方なので、今回の「ソカイ」の際も温かく迎えてくれると思います。

利便性としても環境としても奄美大島の名瀬は特に家族連れにおすすめの「ソカイ」場所かと思います。ちなみに宿代も比較的安いところが多いのも特徴なので、そういう意味でも今回の「ソカイ作戦」としては一押しのエリアだと思います。



<奄美大島名瀬のエリア情報>
医療:奄美には徳州会系の大きな施設が多いので離島でも比較的安心
金融:都市銀はなく鹿児島銀行と奄美信用金庫とゆうちょ銀行が主体
ネット環境:滞在場所にもよるが基本的に市街地なら高速回線での接続可能で各地に無線LANのスポット有り
携帯電話:市街地なら問題なく繋がるが郊外や山間部はドコモやauでも繋がりにくい
物価:やや高いがダイエーがあるのである程度は抑えられるかも
道路:市街地には起伏はないが、細い道が多いので迷いやすい
騒音:市街でも比較的静か



■宮古島・平良市街
宮古島だと本土からの直行便もありますし、那覇経由にすれば便数はとても多くて本土の往復にも便利だと思います。ただし2便を乗り継いでも直行便でも本土との距離がかなりあるので往復の運賃はかなりかかります。

でも宿泊場所に関しては沖縄本島に比べれば安いところも多いので、往復の航空運賃代さえクリアできればおすすめかと思います。

平良市街も意外と範囲が広くてどのエリアがおすすめか悩むところですが、宮古島の場合は比較的アップダウンが少ないので、自転車移動が前提なら平良市街のどのエリアも問題なく過ごせると思います。平良市街の場合はスーパーやコンビニが適度に分散しているので、西部のパイナガマビーチ近く、平良市街北部、南部の久松周辺など、どこも生活するには便利だと思います。

もちろん宮古島の場合は綺麗なビーチがいろいろあるので、海という面でも恵まれていると思います。平良市街からならパイナガマビーチはすぐですし、砂山ビーチまでも自転車で20分程度、与那覇前浜までも1時間はかからないと思います。

ただし宮古島の場合はバスがかなり不便なので、車を利用しない場合はあくまで活動範囲は宮古島西岸のみとなると思います。来間島や池間島や東平安名崎まで行くのはなかなか難しいですが、あくまで「ソカイ」ということなのでそこまで利便性は求めなくてもいいと思います。いざとなれば必要な時だけレンタカーを借りたりすればいいだけですからね。

宮古島の場合はどちらかというとビーチなど環境重視の方におすすめの「ソカイ」場所かと思います。もちろん家族連れでも良いと思いますが、自転車移動がメインとなると思いますのでお子さんにはやや辛い坂もあるので大人主体の方がおすすめかもしれません。



<宮古島平良のエリア情報>
医療:平良市街に県立病院有り
金融:都市銀は無く沖縄の地銀の琉球銀行/沖縄銀行/海邦銀行とゆうちょ銀行が主体
ネット環境:基本的には高速ネット回線への接続可能
携帯電話:3キャリアともに問題なく使える
物価:やや高いがイオン系スーパーやディスカウントショップを使えばやりくり可能
道路:港と中心街との間に坂があるが中心街周辺は平坦で道はわかりやすい方
騒音:西里通り周辺はやや騒がしいかもしれないがそれ以外は比較的静か



■石垣島・真栄里周辺
石垣島の場合は本土からとても遠いので往復の航空券代がかなり高く付いてしまうのが難点だと思います。便数は直行便こそ少ないものの、那覇経由便にすればかなりの数はありますが、乗り継ぎで2便使うと料金も高くなるのでその点が気にかかります。

あと石垣島の場合は中心街となる離島桟橋周辺は、観光するには良いですが今回のような「ソカイ」だとかなり不便です。特に買物が不便でコンビニはあるもののスーパーは徒歩圏内には無く、お店も観光客向けのやや単価の高いものが多いような気がします。

しかし離島桟橋から離れた空港周辺の真栄里だとかなり便利。

まずは大型ショッピングセンターがありますし、各種お店も多いですし、宿泊施設も長期滞在型のリーズナブルなものが多く集まっています。何よりメリットは離島桟橋だと港しかありませんが、真栄里だと全日空の庭経由でビーチにも気軽に行けます。全日空の庭は基本的に出入り自由なので気軽に行けると思います。

また石垣島の中でも路線バスが多いエリアなので、空港へも離島桟橋へも気軽にバスで移動が出来ますし、もちろん離島桟橋ぐらいまでなら自転車での移動も可能です(約20分)。

あと真栄里と離島桟橋を中心に反対側(西側)の新川エリアも比較的おすすめなんですが、真栄里に比べると長期滞在型の宿泊施設がやや少なめなでお店もあまり多くないので、選択肢が多いという意味でも真栄里周辺がおすすめかと思います。



<石垣島真栄里のエリア情報>
医療:エリア内に徳州会系の病院がある、少し離れた場所に県立病院もある
金融:都市銀は無く沖縄の地銀の琉球銀行/沖縄銀行/海邦銀行とゆうちょ銀行が主体
ネット環境:基本的には高速ネット回線への接続可能
携帯電話:3キャリアともに問題なく使える
物価:やや高いがイオン系スーパーやディスカウントショップを使えばやりくり可能
道路:幹線道路があるのでわかりやすく、市街地は坂は少ない
騒音:空港が近いので離着陸時はかなり騒々しく、幹線道路が近いのでそこからの騒音もあり得る



■沖縄本島中部・北谷アラハ
沖縄本島だと利便性もあって環境も良い町となると北谷がおすすめかと思います。中でも観覧車のある美浜地区ではなく、その南にあるアラハ地区がおすすめです。このエリアは住宅が多いですし、大型スーパーもありますし、お店もかなり多い。もちろんすぐ近くには綺麗なアラハビーチがありますので、環境面でも優れていると思います。

本来は那覇に仕事場がある方は北谷からだと毎日道路が大渋滞しますので、仕事場を那覇に置かれる方にはあまりおすすめできませんが、今回のように短期「ソカイ」になると北谷はちょうど良いかと思います。

もちろん空港など那覇まで移動する機会がある場合でも、北谷~那覇間なら路線バスも多いですし、路線も国道58号線を進むだけなので間違えることもそうそう無いと思います。

また北谷~那覇の間は多少の坂はあるものの、自転車でも十分移動可能。距離にして15km程度なので普通の方でも1時間もあれば移動可能です。しかも国道58号線は歩道がきちんと完備されているので比較的安全に移動が出来ると思いますし、その間にも様々なお店があります。もちろんアラハなら隣町に美浜がありますので、飲食店も事欠きません。

ただ北谷出来になるのは米軍基地の騒音。数はそんなに多くないのですが、気になる方は本島より離島の方がいいかもしれませんね。

北谷のアラハなら老若男女でもある程度は満足できるかもしれません。でもイメージ的には少しでも洒落た生活を目指す若い世代になるかもしれませんね。北谷に住んでいる人自体がそういった感じの人が多いような気がします。



<沖縄本島北谷アラハのエリア情報>
医療:近くに総合病院はなく診療所のみ
金融:都市銀は無く沖縄の地銀の琉球銀行/沖縄銀行/海邦銀行とゆうちょ銀行が主体
ネット環境:基本的には高速ネット回線への接続可能
携帯電話:3キャリアともに問題なく使える
物価:スーパーの特売を上手に使えばかなり安く買えるが外食は観光客価格になるかも
道路:国道58号線があるが逃げ道が少ないので渋滞しやすく、内陸部へ行くには急な坂を上る
騒音:米軍基地からの騒音があり、国道近くだと道路からの騒音もあり得る



■沖縄本島那覇・モノレール沿線
最も本土との往来で利便性が高いのが那覇ですが、いかんせん那覇はあまりに雑多で郊外に「ソカイ」する感じではないかもしれません。また車の交通量が多いので、車優先の感覚が多い沖縄では車以外の移動手段の人にはかなり危険が多いのも事実。特に歩道を自転車で走っていると歩道に誰もいない前提で横から車が突っ込んでくるので特に危険です。

そういう意味でも那覇に「ソカイ」する場合は出来る限りモノレール沿線がおすすめかと思います。那覇に関しては意外と坂が多いので、自転車移動は先の危険性も相まってあまりおすすめではなく、モノレールと徒歩の組合せがおすすめだと思います。そういう意味でもモノレールの駅へのアクセスはこの「ソカイ」については気にした方がいいと思います。

モノレール沿線だと個人的には「首里駅」「壺川駅」「小禄駅」周辺がおすすめで、国際通り近くは正直言ってあまりおすすめではありません。国際通り周辺は物価も高いですし、何より夜は治安が悪いと思います。あと国道58号線の松山交差点周辺(特に波の上ビーチ側)の治安は特に悪く、正直那覇だと国道58号線より西のエリアは止めた方がいいと思います。

そんな中でも那覇だと「壺川駅」周辺が個人的にはおすすめで、このエリアにはスーパーもありますし、飲食店や安売り八百屋もありますし、大きな郵便局に奥武山公園と、このエリアには様々な施設やお店が揃っています。しかも国際通りまで壺川なら徒歩でも十分繰り出せますし、この周辺は住宅も多いので治安も良い方だと思います。

ただ先の話の通り、那覇での自転車移動はあまりおすすめではなく、特に壺川周辺は歩道が狭く車道の路肩もほぼ皆無なので、先の話のようにモノレール&徒歩移動がおすすめです。

ちなみにその他の「首里」に関しては静かでいい町なんですがいかんせん坂が多いのでその点気になります。あと「小禄」に関しては住宅地がメインで生活するにはいいのですが宿泊施設が少なめ。そういう意味でも「壺川」がこの中ではおすすめかと思います。他にも「新都心(おもろまち)」という比較的新しい町がありますが、あそこは駅から主要なお店がある場所までやや離れていますし、店もそれほど多くありません。移動の足がないとちょっと生活しにくいと思います。

そういう意味でも総合的には「壺川」周辺が住みやすいと思います。(実際に住んだ経験あり)



<沖縄本島那覇壺川のエリア情報>
医療:総合病院がやや離れた場所にあるが、診療所の数はこの周辺は多い
金融:都市銀はみずほ銀行があり、他は沖縄の地銀の琉球銀行/沖縄銀行/海邦銀行とゆうちょ銀行が主体
ネット環境:基本的には高速ネット回線への接続可能
携帯電話:3キャリアともに問題なく使える
物価:スーパーの特売を上手に使えばかなり安く買える
道路:国道が2本エリア内を通っているので便利だが内陸部に坂が多い
騒音:国道からの騒音がかなりあるが空港からの騒音はあまり感じない



■与論島・茶花
こちらについては利便性よりも環境重視の場合。特にお子さんが過ごす環境という意味ではおすすめかもしれません。小さな離島ですがその割に子供も多く、本土から移り住んだ人も多いらしいので比較的に馴染みやすいかと思います。

生活するうえでも茶花ならスーパーもコンビニもあるので買物には事欠きませんし、飲食店も多いですし、何より町のすぐ横にキレイなビーチがあります。ちょっと歩けばリゾート感覚を味わえるビーチもあるので、とにかく「環境」を重視される方にはおすすめかと思います。

ただし島まで行く手段が那覇まで飛行機で来て、そこからさらに飛行機に乗り継ぐか片道5時間かけて船で行くかになります。船ならそれほどお金もかかりませんが、飛行機だと小さい飛行機なので割引運賃も少ないのでかなり割高になります。また鹿児島から行くことも可能ですが、こちらの航空券代もかなり高め。

島の環境はとても良いのですが、問題は島まで行く航空券代になるかと思います。

あと与論島の場合は宿は多いのですが、長期滞在型のコンドミニアムタイプが少ないのも気になります。つまり自炊ができる宿が少ないと言うことなので、その点で長期滞在だとネックになるかもしれません。

それとジェット機が発着できない離島が故に物流の面で難があり、全般的に物価が高いというのも難点かもしれません。なにより与論島の場合は「環境重視」ということで今回ピックアップした次第です。

でも島の雰囲気や島の人の温かさは「ソカイ」するには最高なんですけどね。



<与論島茶花のエリア情報>
医療:徳州会系の病院があるので不自由しない
金融:都市銀は無く奄美信用金庫とゆうちょ銀行があるのみ(強いて言えばJAバンクもあります)
ネット環境:島内を光り回線が来ているので接続できるところは早いが、根本的に接続できるようにしていないところが多い
携帯電話:3キャリアともに繋がるがソフトバンクは市外から離れるとやや辛い
物価:かなり高めだが沖縄より安いものもあり一長一短
道路:市街ならそれほど坂は少ないし、道路もある程度の幅員があるので使いやすい
騒音:市街でも静かですし、空港近くでもプロペラ機しか発着しないのでそれほど気にならない



これらの内容はあくまで「参考」レベルに考えて頂けると幸いです。また生活スタイルによって合う、合わないもありますので、全ての人がこのように感じるとは限りませんのでその点もご了承願います。

個人的には一番住みやすそうだったのが「奄美大島名瀬」で次が利便性重視で「那覇壺川」、環境重視で「与論島茶花」というところでしょうか?いかんせん石垣島や宮古島はあまりに遠いので往復の航空券代もばかにならないですし、旅行と住むとではかなりギャップが生じてしまいそうな気がします。「北谷アラハ」に関しても環境はいいのですがいかんせん沖縄本島は那覇が中心なので、どうしても那覇との距離がネックになってしまいます。

生活スタイル次第ですが、個人的には「奄美大島名瀬」が一番かな?って思います。沖縄じゃないですが・・・。

ちなみに沖縄本島の郊外ですが、本島は広いので移動の足が常にないと生活するには厳しいです。長期滞在になるとレンタカー代もバカにならないので、そういう意味でも本島は那覇のモノレール沿線か那覇までアクセスしやすい北谷あたりまでがおすすめかと思います。


この夏の首都圏および東北も含めて電力事情はかなり厳しくなると思いますので、当初は理想論で提言してみましたが、いざ考えてみると現実に行った方が良いような気がします。特に夏休み期間だけなら以前の記事でも書きました「逆単身赴任」という感じで、どうしても首都圏に居なければならない人だけ残して、他の方だけ疎開するという方法。

これなら自粛ムードで失った観光地への集客もできますし、同時に首都圏からは人が少なくなれば結果的に電力消費も減ると思います。

一石二鳥のこの「ソカイ作戦」。

可能な方は実現してみませんか?


▼ソカイ作戦マップ

I:石垣島真栄里、M:宮古島平良、Y:与論島茶花、A:奄美大島名瀬、T:沖縄本島壺川、C:沖縄本島北谷

日時: 2011年03月30日08:27|不動産:タウン情報

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