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沖縄住まい/不動産コラム

2011年03月28日

電気は貯められる?



昨今の計画停電でいろいろ生活に支障が出ていると思いますが、そもそも電気を貯めておけないのか?と思う方もいらっしゃると思います。

基本的に電気は貯めることが出来ませんが、もちろん最近徐々に発展してきた「リチウムイオン」などに代表される充電技術はありますが貯めることが電気の容量は大したレベルではありません。しかも容量を増やせば増やすほどその電池本体の大きさが大きくなるので、生活に使う電気としてはあまり効率的ではありません。

そもそも生活で使う電気は継続的なものが多いので、電気自動車のように一時だけ使うものとは訳が違います。

特にエアコンの電力消費はとても大きく、建築の世界でもその空調(エアコンなど)の電力消費をいかに軽減するかを昔から様々な方法が検討されてきました。


「熱」による蓄熱。


さすがに「電気」として貯めることが出来ませんが、それを「熱」に変化すればある程度貯めることは可能です。

最近の一般家庭でもオール電化住宅がまさにそれを活用しており、最も電力消費が少ない深夜に「温水」として貯めておき、給湯が必要な際にその貯めていたものを利用するという方法があります。つまり電化住宅で実際にシャワーを浴びる場合は、深夜に作っておいた温水を利用し、電力消費が激しい時間帯に電気をあまり使わないと言うこと。

これが最も広く利用されているシステムではないでしょうか?

あと一般家庭ではなかなか難しいですが、公共施設や特定のエリアで行っているのがその夜間電力などを利用した地域冷暖房システム。こちらに関しては冬場は一般家庭同様に「温水」として貯めておき、それを温水として利用するのですが、それ以外にその温水を利用して空気や冷媒を温めて「暖房」として利用したりします。しかもこのシステムの場合、夏場は「氷」として貯めておき、先の暖房同様に空気や冷媒を冷やして「冷房」として利用します。

しかしこのシステムは通常の「エアコン」が一切使えず、専用の機器および配管が必要となりますので、なかなか一般家庭で利用するのは難しいです。

確かに実験的な家庭用氷蓄熱式の空調システムもありますが、先の話のように一般的なエアコンを使えませんし、蓄熱機器を置く場所も必要ですし、何よりコストが一般的なエアコンより莫大にかかります。

そういう意味で建築の世界では「地域冷暖房システム」として広域に展開することによりコスト負担を軽くするようにしています。

建築家を辞めてかなり経つので現在の開発状況はわかりませんが、未だに画期的なものは無さそうです。むしろ今は電気を使いつついかに省電力化するかの方にシフトしており、根本的な電気の代替になるものはあまり積極的に開発されていないようです。


「電気を貯める。」


これができれば今回の停電のみならず1年を通して電力事情も楽になるんですけどね。

ちなみに太陽光発電や風力発電といったものもありますが、これらの自然エネルギーを活用したものはどうしても「天気」などによるリスクがあるので「安定供給」にはなかなか繋がりません。強いて言えば太陽光発電を成層圏の外で行って地上に送電すればリスクも少ないのですが、まだまだ構想段階に過ぎず、実現化はまだまだ先になりそうです。でもこれができれば「電気を貯める」という必要性も少なくなるんですけどね。。。


まずは節電。それにつきるかもしれません。


でも最近はリチウムイオンなどの充電システムが急激に発展しているので、純粋に「蓄電」ということが一般家庭でもできるかもしれませんね。問題はコストと容量かと思いますが、それを含めて太陽光発電や風力発電を組み合わせると、より電力事情が楽になると思います。

とはいうものの、すぐに出来るものではありません。宇宙太陽光発電よりは近いかもしれませんが、まだ何年も先の話になるでしょう。

今の生活から電気は切っても切れないものなので、今後もこの「蓄電」技術の開発は望まれます。

日時: 2011年03月28日07:39|不動産:住まい・家・建物

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