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2011年01月31日

照明も空調も「アンビエント」よりも「タスク」!





多分、普通の方はこの「アンビエント」や「タスク」という言葉はあまり聞いたことがないかもしれませんね。

言葉の意味からすると「アンビエント(ambient)」とは「周囲の/あたり一面にある(Yahoo!辞書から引用)」で、「タスク(task)」とは「仕事/課業/学業/仕事の単位(Yahoo!辞書から引用)」となっていてよく分からないかもしれませんが、建築としてこの言葉はこのような意味合いになります。

「アンビエント」=「大空間(を包括する)」
「タスク」=「個別空間(を包括する)」

つまりのところ、オフィスで言うと「アンビエント=オフィス全体」を差し、「タスク=デスク回り」を差します。具体的に言うと照明だと天井照明が「アンビエント」で、デスクライトが「タスク」となります。でも最近は天井照明も細かいエリア設定が出来るようになっているものもあるので、「タスク」が天井照明ということもありますが、どっちにつけ「アンビエント」は大きな空間に効果があるものを差し、「タスク」は狭い空間に効果があるものと言えるかもしれません。

照明に関しては先の話のようにこの「タスク」と「アンビエント」という考えはかなり前からあって、最近のオフィス設計では必ずこれらを考慮して行うと思います。

いわゆる「タスク・アンド・アンビエント」。

まぁ一般生活では使わない言葉ですよね^^ゞ

でもこの「タスク・アンド・アンビエント」は省エネ効果がとてもあるんです。昔は全て「アンビエント」で行っていて、人が居ても居なくても照明や空調を稼働させていたので、エネルギーロスがとても大きかったですが、「タスク」を併用することによって必要なところだけに照明や空調を施すことができるようになるので、エネルギーロスがとても少なく、結果省エネに繋がるというわけなんです。

ただし、照明は先の話のように天井照明とデスクライトという明確な区分が出来ますが、空調に関してはなかなかそういう訳にもいきません。部屋全体をコントロールする空調はあっても個別エリアを空調するものはなかなか無いと思います。

でも夏場の場合は部屋全体は空調(アンビエント)で管理し、デスクに扇風機(タスク)を置けばそれで十分「タスク・アンド・アンビエント」にはなってエネルギー効率もとても良くなります。といってもオフィスで扇風機を設置するところは少ないですし、設置したとしても個人で行うことなので、全体として効果があるかは否かはやや疑問。

しかも冬場は扇風機のような個別空調機器はなかなか無いので、どうしても全体空調(アンビエント)に頼りがちです。

特に家庭の場合はルームエアコン1つで全て包括せざるを得ませんので、まさに「アンビエント」のみになってしまいます。

でも日本の場合、冬場の「タスク」になるのが「コタツ」だと思います。日本ならではのものかもしれませんが、あれこそ「タスク・アンド・アンビエント」の象徴みたいなもの。とても効率よく体を温められると思います。しかしオフィスでコタツを使うわけにもいきませんので、冬の仕事場での「タスク・アンド・アンビエント」はなかなか難しいかもしれません。

結果、冬のオフィスは過度の暖房を効かせてしまうので、エネルギー効率はとても悪いと思います。

空調そのものをエリア細分化可能な最新のものにすれば問題ないですが、それは建設する段階で行わない限り不可能。結果、個人が我慢するか省エネを無視して部屋全体を温めるかになってしまっています。

この空調の「タスク・アンド・アンビエント」化は以前から言われていることなのですが、なかなか難しい現実があります。そもそも温度は人によって感じ方が違いますからね。結果、夏場はブランケットで寒さをしのぎ、冬場は扇風機で暑さをしのぐなんて状況にもなっている現実。

結局のところ空調の「タスク・アンド・アンビエント」化の答えは未だに出ていないと思いますが、個人的には夏場は扇風機で「タスク」を管理し、冬場は個別ファンヒーターもしくは加湿器が「タスク」かな?ベストなのは「アンビエント」は天井から、「タスク」は床からというシステムなんですが、これは建設時でもなかなか難しいですからね。もちろん後付は不可能に近いと思います。

比較的行いやすいのがオフィスを大空間ではなく小分けにして空調効率を高めること。といっても空間を分けると仕事の効率などが悪くなる可能性がありますのであまり現実的ではないかもしれません。技術的には大空間で「エアーカーテン」なる設備を設ければ具体的に空間を区切らないでも小空間化は可能なんですが、その「エアーカーテン」も後から付けることがなかなかできるものではないので難しいかもしれません。パーティションも暖房では天井付近から暖気が漏れてしまいますのであまり効果はないですからね。

まぁ最も効果があるのが「在宅勤務」もしくは「テレワーク」でしょうね(笑)。究極の「タスク・アンド・アンビエント」でしょう。あとデスクを固定しない「フリーアドレスオフィス」も良いかもしれませんが、この自分のデスクを持たないという観念が未だに日本では受け入れられない状態ですが・・・

結局のところ、最新設備がある「オフィス」よりも従来型の設備しかない「家庭」の方がエネルギー効率が良いんですよね。皮肉ですが現実です(笑)。

ちなみに我が家では天井照明(アンビエント)は一切使っていません。全て「タスク」こと個別照明でまかなっています。デスクライト、キッチンライト、洗面ライト、ベッドライトなどなど。中には住んでから一度も使っていない天井照明もありますからね(笑)。おかげで我が家の電気代は一般よりかなり少ないようです。さすがに最も電気を食う冷蔵庫だけは仕方ないですが、照明に関してはかなり少なく済んでいると思いますよ。さすがにLEDは使っていませんが、白熱電球系は全て蛍光灯系に変えています。もちろんその蛍光灯系でもオレンジ色の暖色系のものも使ったりして、室空間を演出しています。

空調に関しても夏場はエアコンは使うものの最小限にして、「タスク」として扇風機を常時使っています。しかも1部屋1扇風機にして完全に「タスク」化しています。冬場に関してはベッドルームは寝るだけなので布団に入ればOKですし、リビングにはコタツ、デスクには卓上ファンヒーターで対応しています。強いて言えばダイニングと脱衣室など水廻りは我慢ですね。まぁ水廻りはそれほど気になりませんが、ダイニングはちょっと寒く感じることもあります。その時はリビングのコタツで食事をしちゃいますが(笑)。

みなさんもこの「タスク・アンド・アンビエント」という考えをもって省エネを実践してみませんか?

そして電気代を安くしましょう(笑)。

特に照明に関しては味のない「アンビエント」こと天井照明よりも「タスク」こと個別照明の方がインテリアにもなりますのでいろいろ楽しめると思います。デスクライト、スポットライト、間接照明などなど。やり出すときりがないかもしれませんが、この個別照明は移動可能なのでいろいろ楽しめると思います。しかも電気代も安くなると思いますよ^^v

日時: 2011年01月31日09:30|不動産:用語・知識

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